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  • 執筆者の写真XBJ Staff

シネマと占星学シリーズ Vol.2 「ドライブマイカー」

更新日:2022年8月24日






こんにちは。ザビエ・ベトコート・ジャパンの持田直子です。


本日は、昨年9月より始まった新たなオンラインセミナーシリーズ


シネマと占星学シリーズ


第2回目のご案内です。ご存じない方に改めてお伝えしたいのですが、ザビエは占星学カウンセラー以外にもう一つの肩書があるんです。それはどんな肩書かと言うと、、、


映画評論家/Movie critic


なのです。他国で開催された映画祭に審査員として招かれたこともあり、映画評論家としてのザビエの活動の場は、メキシコ国内で長年刊行されている政治経済週刊誌Proscesoに毎週掲載される映画紹介の記事の執筆です。





こんな表紙の雑誌です。いかにも政治経済誌!という感じですよね・・・!


「シネマと占星学」記念すべき第1回は、日本映画界の代表と言うにふさわしい宮崎駿監督作品でした。そして今回の第2回目に向けた作品は、実は早々にザビエの中で決まっていました。2022年度アカデミー賞をはじめ、カンヌ国際映画祭など数々のタイトル受賞作品となった、濱口竜介監督の「ドライブマイカー」です。村上春樹短編作品ですね。


すでにご覧になりましたか?





ザビエはこの作品のことを「スピリチュアルな映画作品/Spiricual cinema」と表現しています。一体それはどういうことなのでしょう?


ザビエからの熱のこもった紹介メッセージをぜひお読みいただき、ザビエなりの「解」に触れてみてください。ぜひ作品をご覧いただいたのちに、本セミナーでザビエとご一緒してくださることを楽しみにしています。


なお、2022年8月25日現在、この作品は下記各配信サイトで鑑賞する(有料です)ことが可能です。

ぜひこの日本映画界の歴史に残るであろう名作、ぜひご覧になってみてください。




ザビエ・ベトコート・ジャパン代表・通訳 持田 直子

 

ザビエ・アストロロジー シネマと占星学シリーズ Vol.2

スピリチュアルな映画作品とは?

ー「ドライブマイカー」に見出した占星学家の視点ー


開催日:※日程変更しました! 2022年 9月14日(木)20:00-22:00

講師:ザビエ・ベトコート 通訳:持田 直子(ザビエ・ベトコート・ジャパン)




 

◆ザビエ・ベトコートより◆


スピリチュアル・シネマとは何か?

オスカーに選ばれた日本映画「ドライヴ・マイ・カー」にその答えがある。



一般論として、芸術作品が精神的/スピリチュアルなものであったり、精神的/スピリチュアルな意味を持つものであったりすることは、容易に認識できるようです。しかし、映画に関しては、何がスピリチュアルで何がスピリチュアルでないかについて、わたしたちは簡単に間違えて受け取ってしまうことがあります。


また、誤解もあります。宗教や神秘的な経験について語る映画が必ずしもスピリチュアルな映画ではありません。形而上学的な映画とは、内容ではなく、映画のスタイル・作り方のことです。ですから、例えば小津(小津安二郎監督)は、宗教や超自然現象についてほとんど語らず、非常に泥臭さのある映画作家ですが、アメリカのポール・シュレイダー監督が彼について書いているように、西洋では、映画界の最もスピリチュアルな芸術家の一人として考えられているのです。


村上春樹の短編小説を原作とし、濱口竜介監督の手によって愛と慈悲についてのスピリチュアルなセッションへと変容を遂げた物語「Drive My Car」は、ここ数年で最もスピリチュアルな映画の例と言えるかもしれません。この作品が多くの賞に選ばれたのも不思議ではありません。


皆さんはこの「ドライブマイカー/Drive my car」という作品を別の視点から見るかもしれませんが、わたしはこの作品というセッションを体験し、魂の新しい次元を開くことができたので、この経験を皆さんと分かち合いたいと思っています。


ご一緒できることを楽しみにしています。


ザビエ・ベトコート


プログラム


  1. 占星術は芸術全般の精神的・神秘的な側面を理解するために、どのように役立つのか?

  2. 映画と音楽は神秘的な体験へと直接的に誘う。

  3. スピリチュアルな映画監督たちータルコフスキー、小津安二郎、宮崎駿、ブレッソン

  4. なぜ「Drive My Car」は神秘的な体験になりうるのか?

  5. 濱口竜介とアントン・チェヨフの出生図考察

  6. 木星と海王星ーその神秘的な次元

  7. 小津安二郎は射手座だった 。

  8. 俳優とキャラクターのサイン

  9. 芸術と熟考について


以下原文


WHAT IS SPIRITUAL CINEMA? ‘DRIVE MY CAR’, THE JAPANESE FILM SELECTED FOR THE OSCAR AWARDS, PROVIDES THE ANSWER.

In general terms, it seems easy to recognize when a work of art is spiritual or has a spiritual significance, but when it comes to cinema we can be easily wrong about what is spiritual and what is not; there are several reasons, the most apparent is that we associate a movie with entertainment, very few people who go to cinema are seeking for a spiritual experience.


There is, also, a misunderstanding; a film that talks about religion or mystic experience is not necessary a spiritual film. Metaphysical cinema is not about the contents but about the style, the way a movie is made; thus, Ozu, for instance, almost never talks about religion or the supernatural, he is a very earthy film maker, and yet he is considered, in the western world, as one of the most spiritual artists in cinema, as an American director, Paul Schrader, writes about him.


The most recent example of spiritual cinema, maybe in years, has been ‘Drive My Car’, based on a short story by Murakami Haruki, and directed by Hamaguchi Ryusuke who transformed the tale into a spiritual session about love and compassion; no wonder it was chosen for so many awards.


Maybe you will see ‘Drive my car’ from a different perspective, but l cried have of the session, and it opened a new dimension in my soul; l would like to share this experience with you.

PROGRAM

  1. HOW CAN ASTROLOGY HELP US TO UNDERSTAND THE SPIRITUAL, OR MYSTIC, DIMENSION OF ART IN GENERAL?

  2. CINEMA AND MUSIC DIRECT CAN DRIVE US DIRECTLY TO A MYSTICAL EXPERIENCE

  3. SPIRITUAL FILM DIRECTORS: TARKOVSKY, OZU, MIYAZAKI, BRESSON

  4. WHY ‘DRIVE MY CAR’ CAN BE A MYSTICAL EXPERIENCE?

  5. HAMAGUCHI RYUSUKE’S NATAL CHART. ANTON CHEJOV NATAL CHART.

  6. JUPITER AND NEPTUNE, THE MYSTICAL DIMENSION

  7. OZU WAS ALSO A SAGITTARIUS

  8. ACTORS AND CHARACTERS SIGNS

  9. ART AND CONTEMPLATION

 

参加方法・参加費: ★ライブ参加受付締め切りは、9月14日(木)午後5時とさせていただきます★


参加の形は、①ライブ参加と②後日の録画配信に分けて募集させていただきます。 ライブ参加はご用意できるお席に限りがあるため、「ライブ参加」をご希望の方は、ライブ参加チケットをご購入ください。ライブ参加ご希望の方へは、講座終了翌日もしくは翌々日、無編集の動画をお申込時のEメールアドレスへ一斉BCC送付させていただきます。また、ライブ参加をご希望された後、急用等による欠席の連絡は必要ありません


②後日の録画配信をご希望くださる皆様へも、講座終了後の翌日以降に、無編集動画リンクを、お申込時のEメールアドレスへ一斉BCC送付させていただきます。

①ライブ参加ご希望の方 ¥4,000(税込) ※定員あり・先着順 ※ライブ参加への動画は録画したてのものを無編集でセミナー開催翌日もしくは翌々日にお送りします。

②後日の動画配信ご希望の方 ¥4,000(税込) ※8月27日までにお申し込みの方は、講座終了翌日以降に、無編集動画をお送りします。 キャンセル規定: チケット販売ページに記載しております。必ずご確認ください

 

参加に必要なもの・環境: インターネット接続可能な端末 (スマートフォン、パソコン、タブレットいずれかの端末) 安定したwifi接続環境 参加時にあると有用な情報:

映画「ドライブマイカー」の事前鑑賞を推奨します。

 

※事前に下記を必ずご確認の上、お申込ください。※ ご参加希望の方は、チケット販売ページ(株式会社BASE提供の販売サイトとなります)で参加チケットをご購入ください。 ライブ参加・動画配信購入ではページが異なります。ご留意ください。


<ライブ参加ご希望の方>

ご購入手続き完了後に株式会社BASEより送信される「発送完了メール」に記載されているアクセス用URLおよびパスワードをご確認ください。当日、時間になりましたら所定のリンクにアクセスしてください。 なお、ライブ参加用チケットの販売は、先着順でお席がなくなり次第終了となります。 ※「発送完了メール」は、ザビエ・ベトコート・ジャパンからのメールではありませんので、ご留意ください。 ※当日セミナー開始前およびセミナー中にご連絡いただいた場合、対応出来かねます。あらかじめご了承ください。

<後日の動画配信ご希望の方>

9月14日までにチケットをご購入くださった方へは、9月15日以降にザビエ・ベトコート・ジャパン事務局より動画へのアクセス方法が記載されたEメールが送られますので、そちらをご確認の上、動画をご覧ください。

 

チケット販売ページリンク

リンクはこちら

 



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