• XBJ Staff

3日連続公開:昨今の厳しいトランジットへの対処法 Vol.1


本日8月20日(月)から3日間に渡り、メキシコのザビエから届いた「昨今の厳しいトランジットへの対処法 How to Approach Nowadays Tough Transit」という記事を3つのパートに分けて公開します。


すでにお気付きもしくはご存知の方もいらっしゃると思いますが、ザビエが執筆する占星学をテーマにした記事で、そのタイミングのトランジット(天体の動き)について書かれたものはあまり多くありません。この世界には、数多くの占星学家の方々が存在し、その時のトランジットに関する見解が数多く共有されていることもあり、ザビエ自身は別の分野に興味をより強く持ち、記事にしてきました。


ところが今回、「昨今の厳しいトランジットへの対処法」というタイトルのメールを受け取り、驚きながら急ぎ対訳を付けました。ザビエが伝えたいエッセンス・ニュアンスを大切にしたいと考え、読みづらいところもあるかもしれませんが可能な限り「直訳的」な表現を優先させています。


「昨今の厳しいトランジット」を体験している全ての方(わたしも漏れ無くその一人です)にとって、何かしらのヒントやきっかけになることを願います。お楽しみください。


ザビエ・ベトコート・ジャパン代表・翻訳 持田 直子


昨今の厳しいトランジットへの対処法 Vol.1 How To Approach Nowadays Tough Transits Vol.1 of 3



目の前の現実を否定することは不可能なのです。そう、わたしたちは今、史上最も厳しく且つ最も刺激的な天体のトランジットを一人一人が目撃しているのです。木星は蠍座にあり、まもなく射手座へ到達し、そして、土星と冥王星とぶつかる山羊座へ向かい動き続けていきます。


天王星は、壮大なチャレンジを提供しながら牡牛座にてこれからの7年間を過ごしますが、なぜそのチャレンジが「壮大」かというと、元来、金星を支配星に持つこの土のサイン(すなわち牡牛座)は、後ろから押されたり揺り動かされることを嫌いますが、(牡牛座にやってきた)天王星の「革新ーイノベーション」と「興奮」を分かち合う事への妥協は、微塵もありません。海王星は神秘主義の星ですが、魚座におけるカオスと混乱を引き起こすことも可能で、洪水や地震といった形で表現されるでしょう。2003年以降最も地球に近づいている火星は、天王星と重なることで、変化を加速させています。火星は時に、あたかも放火魔のように振る舞うことがあり、それはまさに今の日本も含めた世界中の天候が、引っ掻き回されているような状況に見受けられます。


これまでに書いた天体のトランジットとその全てがもたらす意味について、わたしは瞑想し続けているので、わたし自身のビジョンについて皆さんに分かち合いたいと思います。そして、わたしが提案したいのは、一人一人が、今わたしたちが過ごしている時間に対して明確な視点を保ち続けるということで、つまりそれは、過去から学び、未来に向けた本当の変化を告げている実際の状況や出来事にフォーカスする、ということです。わたしたちは、現実的でなければならず、簡単且つ摩訶不思議な解決方法は避けなくてはなりません。


月の動きと食から学べることは、とてつもなく興味深く、占星学を通じて多くのことを学ぶことができ、月とは「グレイト・マザー/偉大なる母」なのですが、一方で、この世界やわたしたちの人生における本質的な変化から、わたしたちの注意をそらすかのような表現にもなり得るのです。月は、わたしたちのマインドと魂に罠を仕掛けようとする幻想ゲームとも言えるマーヤ(インド哲学でいう「幻」)のダンスを表現する、ということも覚えておきたいものです。


ここでは、執権を握る土星と重なり合うときにさらなる影響を放ち、完全に明かされるであろう、現在は山羊座に位置している冥王星を通したわたしたち自身について集中して考えてみることを提案したいと思います。なぜこのような提案をするのでしょうか?


最初の理由は、冥王星が変容・起源・完全なる再生のシンボルであるということで、冥王星は250年をかけてその一つの周期を完結しますが、前回冥王星が山羊座にあった期間は1762年から1776年にかけてで、この期間に起きた最も重要な出来事は、アメリカ合衆国の独立でした。この国家の出現は、民主政治・生活の質の向上・正義・自由・科学と技術を含む、抜本的で新しい生活のモデルをもたらしました。全てが矛盾に満ちていながらも、アメリカは現代的且つ最新の快適さというものに影響を与え、個人と全ての人の成功を尊重したのです。今やその国のリーダーである人物は、培われてきた全ての価値を崩壊し、ひねくれた態度で報道の自由を攻撃しているのです。


念のための記録として書いておくと、さらにもう一つ前の山羊座冥王星時代1516年から1530年の間には、スペイン帝国がアステカ王国を征服し、アメリカ大陸に新たな世界を築いたのです。この時期に築かれた生活様式は、アメリカ合衆国が自由・民主主義・進歩の事例を設定するまで長く普及されたのです。山羊座がパワーと長期間続く構造とシステム、社会生活と政府に関連すること(アメリカ大陸におけるスペインの植民地支配は、3世紀に渡り続き、新たな文化と人種さえも生み出しました)を忘れないでおきましょう。


Vol.2では、このトランジットの意味や因果関係、そしてこのプロセスに対してわたしたちが取り得る最善の体制について理解し、最善の可能性に対して貢献するために、より深く理解していく道筋を提案していきます。


2018年8月 ザビエ・ベトコート  


Vol.2 はこちらからどうぞ。


英語原文 HOW TO APPROACH NOWADAYS TOUGH TRANSITS


We cannot deny reality: we are witnessing one of the toughest, though most exciting transits of planets in our times. Jupiter is now in Scorpio, coming soon to Sagittarius, the sign it rules, then to Capricorn where it will bump into Saturn and Pluto.


Uranus will spend seven years in Taurus, offering huge challenges because this earthy sign of Venus does not like to be pushed and shaken, but Uranus wants shear innovation and excitement, whatever the cost. Neptune is a planet of mysticism, but it can provoke chaos and confusion in Pisces, such as floods and earthquakes. Mars, closest to Earth since 2003, is conjunct to Uranus, which accelerates changes. Sometime Mars can behave as an arsonist, just see how it has been agitating the weather all around the world, Japan included.


I have been meditating about these transits and the meaning of all this; so I want to share my vision. I suggest, then, that we maintain a clear perspective of our times which means learning from the past, and then focusing on actual situations and events announcing the real changes for the future. We have to be realistic and avoid easy and magical solutions.


Studying the Moon, its transits and eclipses, can be incredible interesting and we can learn a lot of astrology, she is the Great Mother in action, but it can become a sort of show that only distracts our attention from the essential changes in the world and in our lives. Let us remember that the Moon represent also the dance of Maya, the constant game of veils of illusions trapping our minds and souls.


I propose to concentrate ourselves on the transit of Pluto in Capricorn which will be enhanced and fully revealed when Saturn, regent of Capricorn, conjuncts it. Why?


First, because Pluto is the symbol of transformation, genesis, and total regeneration; it takes 250 years to complete a cycle, if we associate this with the past, the last time Pluto was in Capricorn was between the years 1762-1776; then the most important event was the war of independence of the USA. This emerging nation set a radical new model of life which included democratic government, improvement in the quality of life, justice, freedom, science and technology. With all its contradictions, America inspired most of the modern and most advantages patterns of comfort, respect to the individual and success for everybody. Now, the leader of that country is trying to destroy all those values, just think of his cynical attitudes and attacks to the freedom of the press.


And just for the record, during the previous transit of Pluto in Capricorn, 1516-1530, the Spanish Empire overturned the Aztec Empire and founded and new world in the American continent. And this style of life prevailed until the USA set the example for freedom, democracy and progress. Let us not forget that Capricorn is associated to power and long lasting structures and systems, social ways of life and government (the Spanish Colony in the Amrican continent lasted three centuries creating new cultures and even new races).


In Vol.2, I propose a path to understanding in depth the meaning of this transit, its consequences, and the best attitudes we should keep through all this process, understanding it and contributing to the best possibilities.  


Xavier Betancourt

August 2018

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